リプレイ】「Not only a liar」その2【CoC】
------------------------------------------------------------------------------

■ハウスルール

・【技能：回避】の最大値は85以下。

・別シナリオで使用したキャラクターをそのまま使ってOK

■お借りしたシナリオ

シナリオ「３０分クトゥルフ嘘つきしかいない!!」作者「岩ガキ」　様

■参加者

KP：黒枝　PL：日向、囲炉裏、綾海、らいぽん、馨

------------------------------------------------------------------------------

前回までのあらすじ

自己紹介も終わってないぞ！

エセキンが発狂したので、大川原の精神分析で落ち着かせたところ。

------------------------------------------------------------------------------

武道「そちらの二人は？よかったら名前教えてくれないかな？」

三上「私は【三上　愛子】博物館学芸員の仕事をしています。
　　　なんでこんなとこにいるのかわからないけど皆さん知ってます？」

君影「私は【君影】といいます。家でプログラマーをしています　
　　　エセキンさんの動画のファン、なんですけど・・・。」

エセキン「なんか幻滅してない！？ｗ」

君影「動画だともっと活き活きしてるような方だと思ってたんですけど・・・。」

武道「これで自己紹介は終わったかな？ｗ」

君影「とりあえずこれからどうしましょう？」

三上「扉、みたいなものはないんですかね？？ここは」

KP「一通り自己紹介を終えたみたいだから、カウントダウンスタートするよー。
　　『君たちは一つのことに気づく。君たちの足元には一枚の紙と鍵が落ちている』。」

君影「紙にはなんて書いてあるのかな？」

大川原「大川原チェーック！『なにこれ？』と言いながら拾いまーす。」

その紙には
【どんなものでも開けることが出来る魔法の鍵。
　差し込んだら抜けなくなるから気をつけて。】
それと一緒に鍵が落ちている。

君影「鍵を入れれるようなもの・・・」

三上「ってことはどこかにドアがある？目星、振ってみる？」

【技能：目星】ダイスロール
――　成功

KP「三上は部屋の四隅にエジプトの古代神官の格好をした男が4人いて、
　　その足元には箱が置いてあることに気づきます。
　　さらに、部屋の中央に赤く輝く２０面体が置いてあり、
　　それはピラミッドみたいな光の壁で囲われています。」

君影「それは触れるの？」

KP「調べてみたらわかるかなあ。オカルトかクトゥルフでお願いします。」

大川原「オカルトないからクトゥルフでいくね。・・・お、KP見て<03>出たよｗ」

君影「まさかのクリティカルｗ」

【技能：クトゥルフ】⇒【対象：光の壁】ダイスロール
――　成功

KP「それがなんらかの呪文で張られた障壁だということがわかります。
　　で、それはちょっとやそっとのことでは壊せないことがわかった。」

武道「鍵一つだけなんだよねぇ」

君影「箱はあけられないかな？」

君影は一人、人の輪を抜けて北東の箱を調べに行くと
男がじろりと見てきたため、逃げ帰っていった。

エセキン「これって心理学振ってみていい？」
【技能：心理学】⇒【対象：東の男】ダイスロール
――　成功

KP「エセキンに対して男は敵意は向けていないが、なにか悪意を感じる。」

武道「男たちに違いはある？」

KP「んー・・・よく見てみたら？ｗ」

武道は男たちをよく観察すると・・・
〈〈寸分たりとも〉〉同じ顔をしていることに気づいてしまった。
双子や三つ子などという生易しいものではなかった。

蝋人形のように同じ顔の男たちの顔をみて武道のSAN値が減少。

KP「えー、三上の【目星】への処理に入りまーす。
　　男たちは君たちが箱に手を出しても何もしてこないように感じる。」

大川原「『お兄さん、この箱何が入ってるの？』」
大川原が北東の男に聞くと、
『破壊の証が入っている』と男は答えた。
そして近くに壁に【正しいものなどいない】という張り紙が貼ってあることに気付く。
答えた男はじっと大川原の顔を見つめていて何かをしてくる様子はない。

エセキン「南東に移動して南東の男に『何が入っている？』と聞くよ。」

『この箱の中には打ち砕く暴君が入っている。』と男は答えた。
同じく近くの壁に【心に潜む悪意】と書かれた紙。

君影「北西の男に何が入っているか聞きます。」
『貫く物が入っている』と男は答えた。
貼り紙には【信じるものは心なきもの】

三上「南西に移動し何が入っているか聞きまーす。」
『首刈りの道具が入っている』と男は答えた。
貼り紙には【嘘つきに注意】

それぞれの情報を持って真ん中に集合するPL達。

大川原「まあ、流れ的には箱のものを1個取り出してこいつを壊せばいいんだろうけど。」

三上「どれが正しいのかわからない・・・」

大川原「そゆこと。聞いてみるか。『ねえねえ、真ん中のあの壁を壊したいんだけどー？』」

問いかけに『この箱の中のものを使えば間違いなく壊せる』と男は答えた。

君影「じゃあ、同じく北東の人にあの壁壊したいんですけどって聞きに行きます。」
『北西のやつは嘘つきだ。私の足元の箱の中身を使えば間違いなく壊せる』と男は答えた。

三上「私は南西、南東に聞きに行くねー」
『私以外のすべての男は嘘つきだ』と南西の男は答えた。
『私の足元にある道具では何も壊すことができない』と南東の男は答えた。

武道「嘘つきの嘘つき・・・。」

君影「ってことは南東は壊せるってことだよね？南西が正しければ」

大川原「心なきもの、心に潜む悪意・・・。」

エセキン「他になにか聞けそうなことはないかな？」
武道「心に潜む悪意・・・。『あんたらは何者なんだい？』と聞きます。」

――男たちは答えない。わずかに口元を歪めた――

武道「『ゾワッした』光の壁についてはなにかわからないかな？」

KP「それについてはなにもわからないなあ」

大川原「貼り紙の【正しいものなどいない】ってのを考えると、
　　　　男たちの発言を逆さまにすれば、なんでも出来るっていうのは南東だったよね。
　　　　【壊せるよは壊せない】
　　　　【北西は嘘つきは南西が真実を言う】
　　　　【みんな嘘つきはみんな本当のことを言ってる】

　　　　って考えると・・・南東よなあ？」

君影「南東に行ってみない？そもそも鍵が入るのかわからないけど・・・」
武道「んー、紙とかには異常あったりする？」

KP「紙に異常はないかな」

武道「じゃ、南東かな？」

エセキン「あ、紙って回収出来る？持っていってもいい？ｗ」

君影「これあとで動画にするつもりだなｗ」

武道「異世界に行ってみた！ｗ」
君影「よくわからない部屋にいってみた！ｗ」

【ここで再度、部屋の説明】

君影「んー、壁際で聞き耳とかしてみようかな」

KP「壁の向こうでなにか音が聞こえるのがわかります。壁を叩くと軽い音が聞こえる」

武道「やばい、蝋燭が消えそう！天井も特になにもない・・みたいかな？」

三上「蝋燭消える前にどこかの箱開けた方がいいんじゃない？」

大川原「暴君開けてみる～？」
エセキン「開けちゃえ開けちゃえ！俺は開けないけど開けちゃえ！」

大川原「よーし、お父さん箱開けちゃうぞー！」

武道「待って！先生は精神分析のために発狂されては困るんで！」
　　　俺が開けます！
　　　南東の宝箱を開けます！」

武道が南東の箱を開けると、中には金属バットと紙が入っている。
1枚目【人に向かって使うのは避けましょう】
2枚目【宝石には手を出すな。】

君影「幼稚園児への注意だ、これ。うーん、これで宝石はやっちゃいけないってことか。」

エセキン「でも流れからして全部嘘でしょ？
　　　　　男たち4人バッドでボッコボコにしていいんじゃないのｗ」

大川原「壁壊してみる？」
君影「今いる南のとこを軽く壊してみる？」

エセキン「壊そう！」
大河原「壊そうじゃあないか！」

KP「どこの壁壊す？！」

三上「南かな？筋力の強い人に頼もう！っということで・・・」
君影「エセキンさんお願いしますー！」
武道「頑張れーっ！」

エセキン「ぶるわあああ！！」

――　エセキンが壁に向かって思いっきりフルスイングすると・・・

KP「壁はあっさりと壊れます。」

エセキンが壊した壁から外の景色を見えた。太陽の光が――
君たちが太陽の光を認識した瞬間、部屋中に光が満ちる。
そして君たちの視界は真っ白になった。

―[epilogue]―
ふと気づくと君たちは自室で目が覚める。
さっきまでのは悪い夢だったのだのか？

しかし、君たちは覚えている。
視界が白くなった瞬間。
その白い暗闇の中に赤い三つ目と、歪んだ笑みが見えたことを。

―[Result]―

⇒探索者のSAN値回復：1D6点
エセキン：+1点　
君影：+4点　
大川原：+3点　
武道：+6点
三上：+5点

⇒技能の成長：
エセキン<心理学>：+6点

2018.05